甘辛い味付けでご飯が進む定番おかず「牛肉のしぐれ煮」。今回は、NHK『みんなのきょうの料理』でも紹介された、日本料理店『賛否両論』笠原将弘さんのレシピに挑戦してみました。
煮汁を煮詰めてから牛肉を加えることで、肉をやわらかく仕上げるのがこのレシピのポイント。さらに「霜降り」のひと手間で臭みを抑え、料亭のような上品な味わいが楽しめます。
それでは、実際に作ってみて分かった調理のコツから、気になる味の感想まで包み隠さずお伝えしていきます!

(写真:メンズレシピ)
■材料(2~3人分)

- 牛切り落とし肉:200g
- 生姜:20g
- 水:大さじ4
- 酒:大さじ4
- 醤油:大さじ1+2/3
- みりん:大さじ1+2/3
- 砂糖:20g
■作り方
① 牛肉は食べやすい大きさに切ります。

② 牛肉を熱湯にさっとくぐらせ(霜降り)、ザルにあげ水気を切ります。


③ 生姜は皮をむいて千切りにし、水にさらして水気を切ります。


④ 鍋に(A)を入れて強火にかけ、沸騰したら中火にします。少し煮詰まったら②の牛肉を加えて、煮汁がほぼなくなるくらいまで煮ます。肉を固くせず、しっかりした味に仕上げるため煮汁を煮詰めてから肉を加えるのがポイントです。



⑤ ③の生姜を加えて全体によく煮絡め、火から下ろします。

⑥ お皿に盛り付けて完成です。



■ご飯がどんどん進みます
牛肉はさっと火を通す「霜降り」をすることによって牛特有の匂いが和らいだり、表面が固まるため素材のうまみを逃がさないといった効果があります。実際に食べてみて、肉の臭みは全く気にならなかったです。

少々手間な作業ではありますが、この霜降りをするのとしないのでは仕上がりに差が出るのでぜひ1つ1つの工程をしっかり行うことを意識してみて下さい。

口に入れた瞬間、肉の旨味と生姜の香りがふわっと香ります。

けっこう濃いめの味付けなので、甘辛くご飯がどんどん進みます。個人的には甘めの味付けに感じたので、甘さ控えめが好きな方は砂糖を半量にしても良いと思います。

■簡単に料亭のような本格的な味
煮汁を煮詰めてから肉を加えることで、牛肉は驚くほどやわらかく仕上がっていました。

生姜は最後にさっと火を通しただけなので、シャキッとした食感がしっかり残っています。

柔らかい肉と歯ごたえのある生姜のバランスが絶妙で、いつものしぐれ煮とはひと味違うおいしさ。これはリピート確定です!

霜降りと、煮詰めた煮汁に肉を加えるという2つのポイントを押さえれば、誰でも簡単に料亭のような本格的な味わいに仕上がります。シンプルな材料で作ったとは思えない、別次元のウマさです。

材料は牛肉と生姜だけ。基本の調味料があれば手軽に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:咲羽

20代フリーランス管理栄養士であり、お菓子屋店員としても活動中。趣味は料理と写真撮影で、美味しそうに見えるように料理写真にこだわっている。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:メンズレシピ編集部>