「こま切れ肉」と「切り落とし肉」一体なにがどう違うのか……。ちゃんと言えますか!?

精肉コーナーでよく見かける「こま切れ肉」と「切り落とし肉」。普段何気なく買っているけれど、違いが分かりにくいと思ったことはありませんか?

今回は、こま切れ肉と切り落とし肉の違いを比較しながら、毎日の料理での使い分けのコツをご紹介します!

こま切れ肉と切り落とし肉の違いと活用術

※本記事は食の専門家監修によるものです。

■こま切れ肉の特徴

こま切れ肉と切り落とし肉の違いと活用術

こま切れ肉とは、「さまざまな部位」の加工過程で出た肉の切れ端を集めたもの。

特定の部位に限らないため、部位についてはほとんど表示されず、「豚小間切れ」「牛小間切れ」などと表記されることが多いです。

こま切れ肉と切り落とし肉の違いと活用術

こま切れ肉を何枚か広げてみると、厚みにバラつきがあり、大きさも不揃いで比較的小さめ。

ロースやもも、バラなどさまざまな部位の旨みや食感をランダムに楽しめ、何より安価なのが魅力的です。

■切り落とし肉の特徴

こま切れ肉と切り落とし肉の違いと活用術

一方で切り落とし肉とは、「一種類の部位」の加工過程で出た肉の切れ端を集めたもの。

特定の部位に限定されるため、「豚ロース切り落とし」「牛もも切り落とし」などと表記されることが多いです。

こま切れ肉と切り落とし肉の違いと活用術

切り落とし肉を何枚か広げてみると、厚みが揃っていて、大きさもこま切れ肉よりやや大きめ。今回はある程度同じ大きさでしたが、お店によってはバラつきがあることも多いです。

こま切れ肉よりは高価になる傾向がありますが、厚みや大きさがきれいに揃った薄切り肉よりは安価に楽しめます。

■これで完璧!使い分けのコツ

こま切れ肉と切り落とし肉の違いと活用術

こま切れ肉は、肉や野菜など複数の具材を使う料理に向いています。

肉野菜炒めや焼きそばのほか、豚汁やカレーなどにもおすすめです。

調理の際に切り分ける手間もなく、火の通りが早いのも嬉しいですね。

一方、切り落とし肉はお好みの部位の肉を使いたい場合や、お肉が主役となる料理にぴったり。

しょうが焼きや焼肉のほか、ハヤシライスや牛丼などにもおすすめです。

また、すき焼きやしゃぶしゃぶに使えば、お肉の食感を楽しみつつ、より安価な価格で楽しめますよ!

使いやすく、家計にもやさしいこま切れ肉と切り落とし肉。

料理や好みに合わせて、賢く使い分けてみてください!

※情報は掲載時点のものです。
<編:メンズレシピ編集部>

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