「外側から剥がしてない?」知らなきゃ損“白菜の特徴”長持ちテク&白菜活用術

グッと気温が下がり、今年も白菜の美味しい季節になりました。

なかなか一度に使いきれずに、しなびてしまったことはありませんか?

また、白菜は部位によって味や食感が異なり、さまざまな調理方法が楽しめる野菜なんです。

今回は、長持ちさせる使い方のコツと、部位ごとにおすすめの調理方法をご紹介します!

※本記事は食の専門家監修によるものです。

白菜は「内側」から使えば最後まで美味しい!

白菜の使い方と調理方法

白菜を使うとき、外側の葉から剥がしていませんか?

実は、白菜は収穫後も、内側の葉が外側の葉から栄養を吸収することで生長しつづける野菜。

そのため、内側の葉から先に使えば、外側の葉は栄養を送る場所がなくなります。

こうすることで外側の葉に栄養がとどまり、旨みや水分が抜けることなく最後まで美味しく食べられるんです。

葉が剥がれない程度に芯を切り取り、真ん中から使う分だけ剥がして使いましょう。

残った白菜はラップで包んで芯を下にし、冷蔵庫の野菜室に立てて保存すると長持ちします。

甘く柔らかい中心部はサラダや汁物に

白菜の使い方と調理方法

黄色みがかった中心部は、甘みが強く、繊維が柔らかいのが特徴です。

サラダや浅漬けなど、生で食べるのに最も適しています。

火を通すと甘さが際立ち、トロッとした食感が楽しめるので、汁物にもぴったり。

味のバランスの良い内葉は鍋や煮物に

白菜の使い方と調理方法

黄緑色の内側の葉は、甘みと苦味のバランスが良く、ほどよい歯ごたえもある部分。

鍋はもちろん、煮物や汁物、蒸し物など、幅広い料理に使いやすいですよ。

ほろ苦く硬い外葉は炒め物に

白菜の使い方と調理方法

緑色の外側の葉は、ほろ苦く、繊維がしっかりとしていてやや硬め。

一見扱いにくそうですが、油と相性が良いので炒め物にぴったりですよ。

シャキシャキした食感が楽しめるだけでなく、熱を加えることで苦味も和らぎます。

苦味が強い場合も、下茹ですることで苦味が抑えられるため、汁物や煮物にも使いやすくなりますよ。

栄養価が高く、手頃な価格で手に入りやすい白菜。

美味しく長持ちさせながら、部位ごとの味や食感の違いを存分に楽しみましょう!

※情報は掲載時点のものです。
<編:メンズレシピ編集部>

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