今回は、NHK「きょうの料理」で紹介された、落合シェフの「ミートソース」に挑戦してみました。
シンプルな材料だけで驚くほど旨味が爆上がりする、プロ直伝の感動級ミートソース。ネットでも「美味しくできました!」「大好評でした」「また作ります!」など、大絶賛されています。
果たしてその実力は? 実際に調理して、味の感想から作りやすさまで忖度なしでレポートします!

(写真:メンズレシピ)
■材料(作りやすい分量)
準備時間:5分 調理時間:40分

- 合いびき肉:250g
- 玉ねぎ:1/4個
- にんじん:1/8本
- セロリ:1/4本
- ブーケガルニ:1個
- 赤ワイン:100ml
- トマトの水煮 (缶詰):1缶
- オリーブ油:大さじ3
- 塩:適量
- こしょう:少々
※ブーケガルニは、生のローリエ、ローズマリー、セージをたこ糸で縛ったもの。市販品でもOKです。今回はローリエとドライオレガノで代用しました。
■作り方
① 玉ねぎとにんじんはみじん切りにし、セロリは包丁の背で叩きつぶしてからみじん切りにします。


② 厚手の鍋に半量のオリーブ油(大さじ1.5)を入れて火にかけ、1とブーケガルニを入れて弱火で10分ほどじっくりと炒め、ブーケガルニを取り出します。
今回ハーブはドライオレガノとローリエで代用しています。ちなみに、この香味野菜をじっくりと炒めて水分を飛ばしたものを「ソフリット」と呼び、煮込み料理のベースとなるそうです。ハーブと一緒にあめ色になるまで炒めて、野菜の甘みと香りを濃縮させるとのこと。


③ 合いびき肉に塩小さじ1/3、こしょう少々を振って両手でふんわりと軽くほぐし、2の鍋に残りのオリーブ油(大さじ1.5)を加えてひき肉を入れて中火で炒めます。
味付けは肉の下味のみなのでしっかりと塩を振っておきます。また、ひき肉はほぐしすぎると水分が出てしまうので、ゴロゴロと食感が残るくらいにほぐしすぎず、焼く時はあまり触りすぎずに、しっかりと焼き色をつけるのがポイントとのこと。


④ 火を強めて赤ワインを加えて煮詰め、汁気がなくなり音がパチパチとしてきたら、手でつぶしたトマトの水煮を汁ごと加えます。沸いてきたら火を弱め、15分煮込んで水煮トマトの水分を飛ばします。
肉の旨味と香ばしさを十分に引き出したところで、赤ワインを一気に加えて水分が飛ぶまで煮詰め、ワインの旨味を凝縮させてからトマトの水煮を加えるのがポイントとのこと。



⑤ 味見をして、足りなければ塩適宜を加えて完成です。でき上がってから少し時間を置いた方が味がなじんで美味しいとのこと。ミートソース・スパゲッティにする場合は、フライパンにミートソースを入れて弱火で温め、茹でたスパゲッティ、バター、粉チーズを加えて全体を混ぜてお召し上がりください。



■ワンランク上の美味しさ

少ない調味料しか使っていないのに、まるでお店のような本格ミートソースが完成しました。見るからに濃厚なトマトの色味で、食べる前から食欲がそそられます。今回はスパゲッティにしましたが、ドリアやグラタンなどにも使える便利な一品です。

ひとくち食べてみると、トマトの旨みが驚くほど凝縮されており、ごろっと肉感が残る香ばしいひき肉にトマトの酸味と赤ワインのコクが馴染んでまさに絶品。じっくりと炒めた香味野菜の甘みとハーブの上品な風味が、お店のような味の深みを引き出しています。

このレシピのポイントとして、赤ワインの汁気が飛ぶまで煮詰めてからトマト缶を入れる方法が目からウロコでした。味付けがシンプルな分、作り方にひと技加えることで深みとコクの奥行きが出て、ワンランク上の美味しさに仕上がりました。さすが落合シェフのプロの技が光りますね。
■料理初心者さんにもおすすめ

元レシピでは生のハーブで作るブーケガルニを使うところを、今回はドライオレガノとローリエで代用しましたが、しっかりとハーブの風味が染み込んで美味しく仕上がりました。ブーケガルニを用意するのは少しハードルが高いかもしれませんが、お手持ちのハーブでも十分代用可能なので、より気軽に作れますよ。

このレシピなら誰でも失敗なく本格的なミートソースが作れるので、料理初心者さんにもおすすめ。家族や友人に振る舞えば、「本当に自分で作ったの⁈」と驚かれること間違いなしなので、ぜひみなさんも挑戦してみてくださいね。
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:yurika

フードコーディネーターとして活動中。料理系メディア制作会社での経験を活かし、レシピ開発・フード撮影・動画制作・記事執筆まで幅広く手がけています。“ラクして映える”簡単レシピが得意です。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:メンズレシピ編集部>