今回は、NHK『きょうの料理』で紹介され、大きな反響を呼んだ料理研究家・藤井恵さんの「食パンツリー」に挑戦しました。
その最大の魅力は、食パンにクリームと果物を重ねていくという仕掛け。スポンジケーキを用意する手間が省けるだけでなく、パンならではの軽やかな食感がクリームの甘みを一層引き立ててくれます。
お財布に優しく、食卓を一気に華やかに彩る速攻ケーキレシピ。「本当に簡単?」「味はどうなの?」という疑問に応えるべく、実際に作って分かったことを本音で包み隠さずお伝えします!

(写真:メンズレシピ)
準備時間:3分 調理時間:15分
■材料(5~6人分)

- 食パン (4枚切り):4枚
- いちごジャム:大さじ3
- 生クリーム:200ml
- 砂糖:大さじ2~3
- バニラエッセンス:少々
- 好みの果物(いちご、ブルーベリーなど):適宜
- 粉砂糖:適宜
※今回は、食パン5枚切りを使用。バニラエッセンスの代わりにバニラオイルを使用しました。
■作り方
① 食パンはみみを切り落として2.5cm角の角切りにし、いちごは1.5cm角に切ります。

② ボウルに生クリーム、砂糖、バニラエッセンスを入れ、ボウルを氷水にあてて、生クリームがトロトロと流れ落ちるくらいの五〜六分立てにします。落として形が残るか残らない程度が目安です。


③ 食パンの上面にジャムを薄くぬり、生クリームをたっぷりとつけて皿に並べます。同様に食パンにジャムと生クリームをぬりながら4段くらい積み重ね、残った生クリームを上からかけます。


④ いちご、ブルーベリーを彩りよくのせ、粉砂糖を振って完成です。


■大人でもペロッと食べられる

厚切り食パンにホイップクリームとフルーツを飾るだけで、食パンとは思えないほど贅沢なデザートができあがりました。白いクリームと粉糖がまるで雪の積もったツリーのようで、パーティーを盛り上げる、主役にふさわしい一皿です。もう見た目がすごすぎて笑っちゃいました。

ひとくち食べてみると、いちごとブルーベリーのジューシーな甘酸っぱさと、口溶けの良いホイップクリームが口いっぱいに広がって至福の味わい。食パンはふわっと軽い食感で、果物とクリームの美味しさを引き立てています。

食パン自体は甘さは少ないので、スポンジケーキよりも重たさを感じないのがポイント。ホイップクリームたっぷりでも甘ったるくなく、大人でもペロッと食べられる美味しさです。
■手軽なうえ家計にも優しい

今回はいちごとブルーベリーを使ったので、酸味と甘さがちょうど良いバランスに仕上がりました。お子様向けに作る場合は、バナナやチョコレートなど、甘めのトッピングでアレンジするのもおすすめです。

実際に作ってみた感想は、生クリームを五〜六分立てに泡立てる作業が大変でした。もしお持ちであれば、ハンドミキサーを使えばより手軽に時短で作れるのでおすすめです。ただし、泡立て過ぎるとクリームが流れにくくなってしまうので、様子を見ながら調整してください。

また、作ってみて気づいたポイントは、食パンを重ねる時にジャムとクリームを塗って並べるのではなく、ジャムだけ塗った食パンを先に並べておくと、効率よく作業できます。その後にクリームを上からかけると手が汚れず、仕上がりも綺麗になります。

「そっか、食パンで作ればよかったんだ」というのは目から鱗でした。スポンジケーキをわざわざ用意しなくても、食パンでこんなに豪華で満足感のあるデザートが作れるとは……。
お手軽なうえ家計にも優しいので、「節約しつつ華やかなスイーツを楽しみたい」という時にぴったりです。これは我が家でもリピート確定です! おもてなしに喜ばれること間違いなしなので、ぜひ皆さんも試してみてくださいね。
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:yurika

フードコーディネーターとして活動中。料理系メディア制作会社での経験を活かし、レシピ開発・フード撮影・動画制作・記事執筆まで幅広く手がけています。“ラクして映える”簡単レシピが得意です。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:メンズレシピ編集部>