今回は、NHK『みんなのきょうの料理』で話題を呼んだ、料理研究家・大原千鶴さんの「鶏むね肉の冷や汁」を作ってみました。
家計にやさしくヘルシーな鶏むね肉が、驚くほどしっとり優雅な一皿に生まれ変わります。おいしさの秘訣は、ベースとなる「鶏むね肉のしっとり煮」。
それでは、作り方の手順から実際に食べてみた感想、気づいたポイントなどを詳しくお伝えします。

(写真:メンズレシピ)
準備時間:約10分
調理時間:約20分(鶏肉を常温に戻す時間、鍋を冷ます時間は除く)
■材料①【鶏むね肉のしっとり煮】

- 鶏むね肉:2枚(600~700g)
- だし:カップ2+1/2
- みりん:カップ1
- うす口しょうゆ:カップ1
■材料②【鶏むね肉の冷や汁(2人分)】

- 鶏むね肉のしっとり煮(解凍したもの):2切れ(約60g)
- きゅうり(小口切り):1/2本分(60g)
- みょうが(せん切り):1個分
- 青じそ(せん切り):3枚分
- ご飯:小さめの茶碗(わん)2杯分
- 無調整豆乳:カップ1/2
- 鶏むね肉のしっとり煮の煮汁(解凍したもの):カップ1/4
- 粉とうがらし:適宜(※今回は一味唐辛子で代用)
- 塩:1つまみ
■「鶏むね肉のしっとり煮」の作り方
まず、「鶏むね肉のしっとり煮」を作り、その鶏むね肉を使って「鶏むね肉の冷や汁」を完成させます。鶏肉は皮を除き、常温に戻しておきます。

① 厚手の鍋に<A>を入れて中火にかけ、沸騰したら鶏肉を加えて1分間煮ます。ふたをして火を止め、そのまま常温になるまでおき、中まで火を通します。今回は、鍋に触れても熱くない程度まで置きました。※鶏肉の中まで余熱でゆっくりと火が入り、かたくなりません。

② 肉を取り出し、1cm厚さに切り、煮汁は捨てずに残しておきます。※すぐに食べない分は、肉と適量の煮汁を保存袋に入れてシート状に整え、冷凍庫で保存できます。

「鶏むね肉のしっとり煮」の完成です!

■「鶏むね肉の冷や汁」の作り方
① ボウルにきゅうりを入れて塩1つまみをふってもみ、3分ほどおいて水けを絞ります。みょうがと青じそはそれぞれサッと水にさらし、水けをギュッと絞ります。先ほど作った「鶏むね肉のしっとり煮」2切れを手でほぐします。

② 茶碗にご飯をよそい、具材を盛りつけます。あれば粉とうがらし(今回は一味とうがらし)をふります。


③ <B>を混ぜ合わせ、ご飯にかけます。


完成です!

見た目から爽やかさが伝わってくるおしゃれな一品です。
■「しっとり煮」が驚くほど簡単

最初に仕込んだ「鶏むね肉のしっとり煮」は、たった3つの調味料で1分煮て、そのまま置いておくだけ。とても手軽なのに、パサつきやすい鶏むね肉がしっとりやわらかく仕上がりました。ただ、肉が分厚い場合は火が通りにくいので、あらかじめカットしておくと安心です。
■やわらかな鶏むね肉と爽やかな薬味

冷や汁を食べたのは今回が初めて。ご飯・具材・スープのバランスがよく、想像以上のおいしさに思わずうれしくなりました。

鶏むね肉は驚くほどしっとり。うま味がしっかり感じられ、これ以上ないほどやわらかく仕上がっています。

スープは豆乳のまろやかさに加え、鶏だしのうま味もしっかり感じられ、全体のバランスが絶妙です。きゅうりの食感とみずみずしさも、よいアクセントになっていました。

また、たっぷり盛りつけた薬味も魅力です。青じそとみょうがの相性が抜群で、みょうがのシャキシャキとした食感と爽やかな風味が後味をすっきりさせてくれます。

全体的にあっさりとしていますが、具材の食感に加えて唐辛子のピリッとした辛みも効いており、最後まで飽きずに楽しめました。冷たくさっぱりしているので、食欲が落ちがちな夏にもぴったりの一品です。これは、絶対にまた作りたいです!

「鶏むね肉のしっとり煮」は手軽においしく仕上がり、冷凍保存もできる感動レシピでした。今後も作り置きしておきたいと思いました。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:メンズレシピ編集部>