2026年9月29日より、松屋から「黒麻婆豆腐定食」が発売されました。SNSでもさっそく反響を呼んでおり「本格的でうまい」「めちゃ美味しい」など、絶賛の声が上がっています。
それでは、実際に食べてみた味や食感を、率直にレビューしていきます!

(写真:メンズレシピ)
■松屋「黒麻婆豆腐定食」を実食!
こちらが松屋に新登場した「黒麻婆豆腐定食」。

価格は税込890円。
松屋のホームページによると、おいしさの秘密は、独特の黒い色合いに隠された奥深いコクとのこと。旨味を引き出す「豆鼓(トウチ)」と「甜麺醤(テンメンジャン)」、そしてピリッと痺れる辛さと華やかな香りが広がる「麻辣醤(マーラージャン)」を絶妙なバランスでブレンドしているそうです。
どんな味わいなのかワクワクしながら購入してみました。「単品・黒麻婆豆腐・黒麻婆豆腐定食」から選ぶことができましたが、今回は「黒麻婆豆腐定食」を購入しました。

セット内容は、黒麻婆豆腐、山椒、ご飯、サラダ、ドレッシングです。




店舗で食べる場合はお味噌汁も付くそうですが、テイクアウトの場合はこのセット内容になっています。開封してみると、メニュー名に負けないくらい真っ黒な麻婆豆腐で驚きました。

香りからして刺激的で、かなり辛そうな印象です。容器の周りには赤い油が集まっていて、見た目も香りも中華料理店で出てきてもおかしくないような本格的な雰囲気があります。

麻婆豆腐にはたっぷりの豆腐が入っているので、テイクアウトだと崩れてしまわないか少し心配でしたが、開けてみるとほとんど崩れていません。よく見てみると、使用されているのは焼き豆腐でした。

麻婆豆腐を作るときは、豆腐が崩れてしまうのが悩みのひとつですが、焼き豆腐を使うことで崩れにくく、さらにしっかりとした食感も楽しめるようになっています。テイクアウトでもきれいな状態を保てるように、工夫されているのが感じられました。
そして、さらに驚いたのが想像以上に肉肉しいことです。大きめのミンチがゴロゴロと入っていて、見た目からもお肉の存在感があります。



麻婆ソースはとろみが控えめで、豆腐やお肉とのバランスも絶妙です。
ひと口食べてみると、一瞬で口の中に辛味が広がります。思わず「辛っ!」と言ってしまうほどの刺激です。かなり辛く、舌にヒリヒリとした刺激を感じますが、辛味は意外とすっと口の中から抜けていきます。

豆鼓、甜麺醤、麻辣醤のそれぞれの味わいもしっかり感じられます。豆鼓のコクと旨味に、麻辣醤のピリッと痺れるような辛さと華やかな香りが加わることで、一気に本格的な中華料理らしい味わいになります。さらに甜麺醤の甘みやコクが加わることで、濃厚でありながら日本人にも馴染みやすい味わいに仕上がっています。

これはまさにご飯泥棒です。
濃厚で刺激的な黒麻婆をご飯と一緒に食べると、どんどん箸が進んでしまいます。

豆腐はスプーンで軽く押すとようやく割れるくらいのほどよいかたさで、ぷるんとした食感があります。


そこに肉肉しい黒麻婆ソースがとろりと絡み、麻婆豆腐でありながらしっかりとした満足感があります。牛丼でおなじみの松屋ならではの、お肉の存在感もしっかり楽しめる麻婆豆腐だと感じました。

途中で、付属の山椒もかけてみました。
山椒を加えると柑橘系のような爽やかな香りが広がり、さらに舌がピリピリと痺れるような感覚が加わります。濃厚で刺激的な黒麻婆に爽やかな香りがプラスされるので、途中の味変にもぴったりです。


辛さがしっかりあるにもかかわらず、もうひと口、もうひと口と食べたくなるようなクセになる味わいで、気づけば手が止まらず完食してしまいました。
食べ終わった頃には、すでにまた食べたいと思ったほど印象に残る味わいでした。

正直、最初は「牛丼屋で麻婆豆腐?」と思っていましたが、想像以上に本格的なおいしさとクオリティの高さに驚きました。牛丼にするか黒麻婆豆腐にするか、松屋で迷ってしまいそうなほどです。

辛いものが好きな方はもちろん、本格的な麻婆豆腐を楽しみたい方にも、ぜひ一度召し上がってみていただきたい一品です。期間限定発売なので、気になる方はぜひお早めに味わってみてくださいね。

撮影・執筆

ゆりな
フレンチレストランで修行したのちフリーランス料理研究家に転向。スイーツコンシェルジュで調理師免許を持つ一児の母
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:メンズレシピ編集部>