今回は、タサン志麻さんの公式Youtubeで紹介された「豚肉のビール煮」に挑戦してみました。
豚バラブロック肉をビールでじっくり煮込んだ、ビール好きにはたまらない贅沢な一品。ビールが余って飲みきれない、という人にも便利な活用レシピです。ネットでも「ビール煮めっちゃ美味しそう」「これは間違いない」「暑い夏に食欲わいちゃいます」など、大絶賛されています。
果たしてその実力は? 実際に調理して、味の感想から作りやすさまで忖度なしでレポートします!

(写真:メンズレシピ)
準備時間:5分
調理時間:90分
■材料(2人分)

- 豚バラブロック肉:約470g
- サラダ油:大さじ1/2
- 塩こしょう:適量(しっかりめに)
- 玉ねぎ:1個
- ビール:1缶(350ml)
- ローリエ:1枚
- タイム:適量(あれば)
- コンソメ:小さじ1
- はちみつ:小さじ1弱
- マスタード:大さじ1/2
- じゃがいも:3~4個
- バター:約30g(お好みで調整)
- 牛乳:約100ml
※今回はタイムの代わりにドライオレガノを使用しました。
まな板、包丁、フライパン(または鍋)
■作り方
①キッチンペーパーで豚肉の水分を拭き取り、厚めのごろっとした大きさに切り、たっぷりめに塩こしょうを全体にもみ込みます。豚肉の水分を拭き取ることで焼き色が付きやすくなるとのこと。

②フライパン(または鍋)に油を強火で熱し、豚肉がこんがりと焼き色が付くまで表面を焼き、裏返して全面に焼き色を付けて、一旦取り出します。脂がたくさん出てくるので、キッチンペーパーで余分な脂を拭き取りながら焼きます。底の焦げ付きは旨味の塊なので、拭き取らないように注意します。豚肉を取り出した後は、玉ねぎを炒める分の脂を残して、残りの余分な脂を取り除きます。


③玉ねぎを薄切りにし、豚肉を焼いた後のフライパンに入れて中〜弱火でじっくり炒めます。しんなりしてきたら強火にして飴色になるまで焼き色を付けます。焼き色を付けるときは底に広げて触らずに置き、色がついてきたら混ぜて広げて置く、を繰り返しながら全体を飴色に炒めます。


④玉ねぎがきれいな飴色になったら豚肉を戻し入れ、豚肉がひたひたになるまでビールを注ぎ入れます。均一に混ぜてから一度沸かし、ローリエ、タイム、コンソメを加えて蓋をし、ポコポコ湧くくらいの弱火で30分〜1時間煮込みます。煮込み時間が長いほど豚肉が柔らかくなり、ソースが馴染んで一体感が生まれるとのこと。



⑤豚肉が柔らかくなったら一度煮汁を味見をし、煮汁が多い場合は少しとろみが付いて白濁するまで強火で煮詰め、味見をして煮汁の味がしっかりしたら、マスタードとはちみつを加え、一度沸かして味を馴染ませます。マスタードは粒でもディジョンでもどちらでもOKとのことです。


⑥[付け合わせ]じゃがいもの皮をむき同じ厚さにざく切りにしてサッと洗い、水を入れた鍋に入れて柔らかくなるまで茹でます。鍋のお湯を捨てて再び火にかけ、混ぜながら水分を飛ばし、木べらやマッシャーでよく潰します。バターを加えて火にかけて溶かし、お好みの固さになるまで牛乳を少しずつ加えながら伸ばします。時間がある場合は、潰す代わりにザルで濾すとよりなめらかな仕上がりになるそうです。



⑦器に豚肉とじゃがいものピューレを盛り付けて完成です。


■柔らかさにまず驚きます!

豚肉をビールで煮る料理は初めてで「一体どんな味になるんだろう?」と興味津々でしたが、完成してみると見るからにトロトロ・しみしみで食欲がそそられます。ビール好きにはもちろん、お酒が飲めない人でも食卓に上がればみんなが喜ぶこと間違いなしの一皿です。

ナイフを入れてみると、スッと抵抗なく切れる柔らかさにまず驚きます。ひとくち食べてみると、外側はこんがりと香ばしく、柔らかな肉質とジューシーな脂でまさに絶品。甘くてトロトロの玉ねぎとビールの深いコクが馴染んだソースが、豚バラ肉の美味しさをレストラン級に格上げしています。

付け合わせのじゃがいものピューレはバターの香りがふわっと広がり、想像以上にクリーミーでなめらかな口当たりが豚バラ肉と相性抜群。ピューレ自体には塩が入っていないので、旨味が凝縮された濃厚なソースの味を見事に引き立てています。
■一度食べると思わず虜に!

実際に作ってみて気づいたポイントは、豚バラ肉は焼きすぎると硬くなってしまうので、全面にこんがり焼き色が付いた時点で取り出すこと。強火で焼くことで、お肉が硬くなる前に短時間で焼き色を付けることができますよ。

また、煮汁(ソース)の煮詰め具合は残った水分量や塩分量によって変わるそうなので、実際に味見をしながら調整するのもポイントです。1時間煮込んだ時点の煮汁は、豚肉と玉ねぎの旨みと甘みが感じられましたが、まだ少しあっさりとした味わいでした。さらに5分ほど煮詰めるとコクが出て濃厚になりましたが、ビールの苦味が少し強い印象でした。しかし、仕上げのはちみつとマスタードを加えると、まろやかな甘さと酸味で苦味が薄れ、味にぐっと一体感が生まれました。これはまさに志麻さんの計算し尽くされたレシピだと実感しました。

調理時間はかかりますが、煮込みながら付け合わせを作ったり、他の作業もできるので、手間はそこまでかからないと感じました。休日にゆっくりと美味しい料理を作りたい時にぴったりな一品です。一度食べると思わず虜になる美味しさなので、みなさんもぜひ一度試してみてくださいね。
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:yurika

フードコーディネーターとして活動中。料理系メディア制作会社での経験を活かし、レシピ開発・フード撮影・動画制作・記事執筆まで幅広く手がけています。“ラクして映える”簡単レシピが得意です。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:メンズレシピ編集部>