今回は、料理家の土井善晴さんがNHK『きょうの料理』で紹介した「ナポリタン スパゲッティ」を実際に作ってみました。
ナポリタンって、味がぼやけてしまったり、ケチャップの甘さばかりが目立ってしまったりと、意外と味を決めるのが難しいですよね。土井さんのレシピで気になったのが、ケチャップを「焼く」という作り方。
どんな仕上がりになるのか気になるところ。さっそく作って、味や作りやすさを詳しくレビューしていきます!

(写真:メンズレシピ)
■材料(1人分)
※本来のレシピは2人分ですが、今回は1人分で作ってみました。

- スパゲッティ:100g
- 玉ねぎ:100g
- ウインナーソーセージ:40g
- しめじ:40g
- にんにく:1/2かけ
- グリンピース(冷凍でも可):20g
- トマトケチャップ:60g
- 赤ワイン:大さじ1
- 塩:
- サラダ油:
- こしょう:
- バター:10g
■作り方
① 玉ねぎは縦に5㎜幅の薄切りにします。ソーセージは1㎝幅に切ります。しめじは石づきを落としてほぐします。にんにくはたたきつぶし、粗く刻みます。グリンピースは塩少々を入れた熱湯でゆで、湯をきります。(冷凍グリンピースを使用する場合は、塩ゆでせずサッと湯通しする)



② 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、1%の塩(湯1Lに対して10gが目安)を入れ、スパゲッティを袋の表示通りに茹でます。

ザルにあげ、くっつかないようにサラダ油大さじ1/2を絡めます。

③ フライパンにサラダ油大さじ1とにんにくを入れ、弱火で温めます。香りが出たら玉ねぎ、しめじを広げ入れ、強めの中火にして塩少々を振ります。あまり触らずに、焼き色がついたら上下を返し、これを繰り返して炒めます。


④ ソーセージを加え、同じようにじっくりと焼き炒めます。

⑤ 少しかさが減って全体がなじんできたら、トマトケチャップを加えます。ざっと混ぜたら触らずにケチャップもじっくりと焼き、ときどき上下を返します。


⑥ 赤い色が茶色っぽくなってきたら、赤ワインを加え、底をこそげとるように混ぜます。グリンピースを加え、こしょう少々を振りざっと混ぜます。



⑦ スパゲッティを入れ、ほぐしながらよく絡め、バターを加えて全体になじませます。



こちらで完成です!





■ポイント

一口いただいてみると、じっくり炒めた旨味深いケチャップにバターの風味がふわっと香りまるで洋食屋さんのナポリタンです。これが家で作れるクオリティなのか!と驚きます。炒めたおかげで、ケチャップ特有の甘味も残りつつ、まるでデミグラスソースのようなコク深い味わいです。
赤ワインでさらに大人の味に仕上がっています。具材もしっかりと焼き色を付けたので香ばしく、グリンピースのプリっとした食感が心地よいです。麺と具にソースがしっかりと絡んでいるため、一体感があり食べ応え十分です。

普段はソースの仕上がりに合わせて麺を茹でて慌ててしまうことも多いですが、ナポリタンであれば事前に麺を茹でてスタンバイできたのがとても良かったです。茹でてから油を絡めておけば麺同士がくっつくこともないので便利なポイントでした。

自宅に赤ワインがない場合は、ぶどうジュース+レモン汁で代用できます。今回は赤ワインの代わりにぶどうジュースを使用してみたのですが、仕上がりの味や風味で特に気になることはなかったです。ぶどうジュースのみだと甘味が強いため、レモン汁を数滴垂らすと甘味が和らぎますよ。

実際に作ってみて、ケチャップをじっくり「焼く」ことで味に深みが出て大人の味を感じました。
具材も慌ただしく炒めるのではなく、焼き色がつくまでじっくり焼き炒めたことにより余分な水分が抜け、香ばしい風味を楽しむことができました。少し手間はかかりますが、自宅でこの本格的なナポリタンが出てきたら喜ばれること間違いなしなのでぜひ試してみて下さい。
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:咲羽

20代フリーランス管理栄養士であり、お菓子屋店員としても活動中。趣味は料理と写真撮影で、美味しそうに見えるように料理写真にこだわっている。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:メンズレシピ編集部>