「えっ、納豆ってこんなに違うの!?」知っておくべき《特徴と使い分け》

日本の代表的な発酵食品である「納豆」。

中でもよく見かけるのは「粒納豆」と「ひきわり納豆」ですが、見た目や食感だけでなく、栄養価や使い方にも大きな違いがあります。

今回は、粒納豆とひきわり納豆の違いを比較しながら、上手に使い分けるコツをご紹介します!

納豆の違いと使い分けのコツ

※本記事は食の専門家監修によるものです。

■納豆の違い①粒納豆の特徴

納豆の違いと使い分けのコツ

粒納豆とは、最も一般的なタイプの納豆で、いわゆる「丸大豆納豆」のこと。

丸ごと蒸した大豆に納豆菌をつけて発酵させるため、大豆の存在感と噛みごたえを楽しめます。大豆の豊かな風味や、強い粘りも大きな特徴です。

納豆の違いと使い分けのコツ

食物繊維やカルシウム、鉄分など大豆の持つ豊富な栄養素をしっかり摂取することができます。

■納豆の違い②ひきわり納豆の特徴

納豆の違いと使い分けのコツ

ひきわり納豆とは、大豆を臼などで粗く「挽き割る」ことで作られる納豆のこと。

砕いて皮を取り除いた大豆に納豆菌をつけて発酵させるため、やわらかく滑らかな口当たりが楽しめます。

マイルドな大豆の風味とクリーミーな粘りで、納豆特有のクセが少ないのが特徴です。

納豆の違いと使い分けのコツ

消化吸収がよく、ビタミンKやビタミンEなど、骨の形成や抗酸化作用に役立つ栄養素が豊富です。

■納豆の使い分けのポイント

納豆の違いと使い分けのコツ

粒納豆は、大豆の食感や強い粘りを活かした納豆が主役となる料理に最適。定番の納豆ご飯のほか、納豆巻きやパスタ、ネバネバ丼などにも◎ 満腹感を重視したいときや、整腸効果を期待したいときにもおすすめです。

一方ひきわり納豆は、他の食材との一体感を楽しみつつもアクセントをつけたい料理にぴったり。味噌汁などの汁物のほか、オムレツやチャーハンの具、トーストのトッピングにも◎ 胃腸の弱っているときや、小さな子どもにもおすすめです。

それぞれに魅力がある粒納豆とひきわり納豆。特徴を知って使い分けて、納豆の楽しみ方をぐっと広げましょう!

※情報は掲載時点のものです。
<編:メンズレシピ編集部>

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