フタを開ければサッと使える、ストック食材の定番「ツナ缶」。
スーパーでは主に「油漬(オイル)」と「水煮(ノンオイル)」の2種類を見かけることが多いですが、普段どんなふうに選んでいますか?
それぞれの特徴を活かして使い分けると、料理の幅がさらに広がります。今回は、2種類のツナ缶の違いを比較し、美味しく使い分けるコツをご紹介します!
■ツナ缶の違い①ツナ油漬け(オイル)の特徴
ツナの油漬け(オイル)は、味付けされたツナを大豆油などの植物油に漬けて缶詰にしたものです。
ツナに油分のコクが加わることで、濃厚な旨みと豊かな風味、ジューシーな食感が楽しめます。
水煮と比べて高カロリーですが、漬けている油には必須脂肪酸のひとつであるリノール酸が含まれています。旨みも栄養も豊富なため、捨てずに料理に活かすのが◎
■ツナ缶の違い②ツナ水煮(ノンオイル)の特徴
ツナの水煮(ノンオイル)は、油を使わず、水や野菜スープと合わせて缶詰にしたものです。
さっぱりと淡白ですが、ほどよい旨みで魚本来の味わいが楽しめます。
低カロリーでヘルシーなため、ダイエットや筋トレにもぴったり。さらに最近は、塩分控えめ・食塩不使用など、健康を意識した商品も増えています。
ただし油がないため、ややパサついた食感が食べにくく感じる場合も。
■ツナ缶の使い分けのポイント
ツナの油漬け(オイル)は、ツナの旨みやコクを活かしたいときにおすすめです。ツナを漬けた油は調味油として、ドレッシングやパスタソース、チャーハンや炒め物などに活用すれば、ツナの風味たっぷりに仕上げることができますよ。
一方ツナの水煮(ノンオイル)は、さっぱりとヘルシーに仕上げたいときにぴったり。料理の味を邪魔しないので、お好みの油や調味料で味つけをアレンジしたいときにもおすすめです。
栄養豊富で保存もきき、日々の食卓に欠かせないツナ缶。用途や好みに応じて上手に使い分けて、料理の美味しさを格上げしましょう!
※情報は掲載時点のものです。
<編:メンズレシピ編集部>