爽やかな甘みとジューシーな食感が美味しい、梨の季節がやってきました。
一見美味しそうな梨でも、食べてみたら思ったより甘くなかった……なんてこと、意外に多くありませんか?
実は、ほんの一手間で梨の甘みがグッと増して、美味しくなる方法があるんです。
今回は、甘くない残念な梨を大変身させる裏ワザをご紹介します!
梨を甘くする手順①梨をカットして保存容器に入れる
梨を食べやすい大きさにカットし、梨同士が重ならないように保存容器に入れます。
梨を甘くする手順②砂糖をまんべんなく振りかける
梨1個に対し、大さじ1〜1.5程度の砂糖をまんべんなく振りかけます。
梨全体に砂糖が行き渡るように、しっかりとまぶしましょう。
梨を甘くする手順③冷蔵庫で一晩寝かせる
フタをするかラップをかけて密閉し、冷蔵庫で一晩寝かせます。
これで作業は完了。たったこれだけ?というくらい、とっても簡単ですね!
一晩経過!甘さの変化はいかに!?
一晩寝かせたものがこちら。
一見、特に変化はないように見えますね。
しかしよく見てみると、梨からこんなに水分が出ています。
パサパサになっているのでは?と心配になりますが……
一口食べてみると、その甘さと美味しさにビックリ!
砂糖の甘さではなく、梨の旨みが凝縮された自然な甘さが口いっぱいに広がります。
表面の果肉はトロッと柔らかく、中はシャキシャキとした食感でとってもジューシー。
これは、砂糖の浸透圧によって梨の水分が抜けることで、残された甘さや旨みが引き立つ、というしくみによるものなんです。
1つ注意したいのは、「食感」の変化。
梨の水分が抜けて表面の果肉が柔らかくなることで、シャキシャキ感が少し弱まり、しっとりとした食感が生まれます。
シャキシャキ感を楽しみたい場合は、砂糖の量を控えめにするか、寝かせる時間を短めにしてくださいね。
残念な梨に当たってしまったとき、仕方なくそのまま食べるのはもう終わり。
ほんのひと工夫で、秋の味覚を美味しく楽しみましょう!
※情報は掲載時点のものです。
<編:メンズレシピ編集部>