「えっ、もやしに種類があるの……?」緑豆・黒豆・大豆、3種類の個性と違い《料理に合わせた賢い使い分け術》

節約食材の定番、もやし。実は主に3種類あり、それぞれ味や食感、栄養価が異なるのはご存知ですか?

今回は、代表的なもやし3種の特徴を比較しながら、料理に合わせた使い分けのコツをご紹介します!

もやし3種類の違いと使い分けのコツ

※本記事は食の専門家監修によるものです。

■もやしの違い①緑豆もやしの特徴

もやし3種類の違いと使い分けのコツ

最も広く流通している「緑豆もやし」は、緑豆を発芽させたもの。茎はやや太めで、水分が多く、シャキシャキとしたみずみずしい食感が特徴です。

クセのない淡白な味わいで、他の食材の風味を邪魔せず、どんな料理にもなじみます。カリウムやビタミンCを含み、3種類の中では最も低カロリーなのも魅力です。

■もやしの違い②黒豆(ブラックマッペ)もやしの特徴

もやし3種類の違いと使い分けのコツ

関西を中心に流通している「黒豆もやし」は、ブラックマッペという豆を発芽させたもの。

茎はやや細めで、緑豆もやしよりもやや固めの食感。加熱してもほどよい歯ごたえが残ります。ほんのりとした甘みがあり、他のもやしと比べてビタミンCを多く含んでいます。

■もやしの違い③大豆もやしの特徴

もやし3種類の違いと使い分けのコツ

根元に黄色い豆がついた「大豆もやし」は、大豆を発芽させたもの。独特の風味と旨みがあり、シャキシャキの茎と、コリコリとした豆の食感の違いも楽しめます。

たんぱく質や食物繊維、大豆イソフラボンなど、大豆由来の栄養が豊富で、3種類の中では最も栄養価が高いのが特徴です。

■使い分けのコツ

もやし3種類の違いと使い分けのコツ

緑豆もやしは、シャキシャキとした食感を活かしたいときや、かさ増ししたいときに最適。クセがなく扱いやすいので、炒め物や和え物、スープなど幅広い料理に相性抜群です。

一方、黒豆もやしは加熱しても歯ごたえが残るため、しっかりとした食感を出したいときにぴったり。炒め物やお好み焼きのほか、焼きそばなどの麺類の具にも◎

そして大豆もやしは、ボリュームを出したいときや、栄養価を重視したいときにおすすめです。ナムルやチゲ、スープなどに加えれば、豆の旨みと食べ応えが楽しめますよ。

普段何気なく食べているもやし。それぞれの違いを活かして、もやしをもっと美味しく味わいましょう!

※情報は掲載時点のものです。
<編:メンズレシピ編集部>

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