「似てるけど全然違う」もう迷わない!ほうれん草&小松菜《使い分け術》

葉物野菜の定番、ほうれん草と小松菜。栄養豊富で見た目も似ていますが、味や食感、栄養価にはそれぞれ違いがあります。

今回は、ほうれん草と小松菜の違いを比較しながら、上手に使い分けるコツをご紹介します!

ほうれん草と小松菜の違いと使い分けのコツ

※本記事は食の専門家監修によるものです。

■ほうれん草の特徴

ほうれん草と小松菜の違いと使い分けのコツ

独特の苦味と味の濃さ、強い旨みが特徴のほうれん草。

加熱するとやわらかく、しんなりとした食感が楽しめます。

ほうれん草と小松菜の違いと使い分けのコツ

βカロテンが特に豊富で、目の健康や肌の調子を整えてくれます。食物繊維や葉酸も多く含まれており、腸内環境の改善や血液作りにも役立ちます。

ただしシュウ酸が多いので、生のまま食べ過ぎるのはNG。基本的には下茹でをして、アクを抜いてから使いましょう。

■小松菜の特徴

ほうれん草と小松菜の違いと使い分けのコツ

クセのない淡泊な味わいが特徴の小松菜。

加熱しても煮崩れしにくく、シャキシャキとした食感が楽しめます。

ほうれん草と小松菜の違いと使い分けのコツ

カルシウムが特に豊富で、その含有量はほうれん草の約3倍以上ともいわれています。鉄分やビタミンCも多く含まれており、貧血や風邪予防、美肌効果が期待できます。

ほうれん草よりもシュウ酸が少ないため、アク抜きをせず生でも食べられるのが特徴です。

■使い分けのコツ

ほうれん草と小松菜の違いと使い分けのコツ

ほうれん草はアク抜きが必要なので、火を通す料理に適しています。定番のおひたしのほか、胡麻和えやバターソテー、グラタンなどにすれば独特の風味とコク深い味わいを楽しめます。

一方、小松菜はアクが少なく下茹で不要で、時短調理にもおすすめです。生食もできるためサラダやスムージーのほか、炒め物や汁物の具になどにすればクセのない味わいとシャキッとした食感を楽しめます。

さまざまな使い方が楽しめるほうれん草と小松菜。用途に応じて賢く使い分けて、栄養も美味しさも存分に味わいましょう!

※情報は掲載時点のものです。
<編:メンズレシピ編集部>

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