今回は、NHK『きょうの料理』で紹介された、土井善晴さんの「煮豚」に挑戦してみました。
固くなりがちな豚肉を驚くほどとろとろに仕上げるプロの技は、まさに感動レベルの一品。ネットでも「とろとろで美味しかった」「あまりに美味しかったので早くもリピート」「感動しました」など、大絶賛されています。
果たしてその実力は?実際にキッチンに立って分かった調理のコツから、気になる味の感想まで包み隠さずお伝えします!

(写真:メンズレシピ)
準備時間:5分 調理時間:165分
■材料(2~3人分)

- 豚肩ロース肉 (塊):350g
- にんにく:1/2かけ
- 生姜 (皮付き):20g
- 長ねぎ:1/2本
- ざらめ糖:大さじ2
- たまりじょうゆ:大さじ2
- 絹さや:適量
- サラダ油:大さじ1/2
- 塩:少々
- 酒:200ml
- 水:200ml
※豚肉はネットに巻かれたものを使用していますが、ネットなしのものでOKです。
※ざらめ糖やたまりじょうゆの方がコクが出るそうですが、普通の砂糖と醤油でも問題ないそうです。(今回砂糖にはコクのあるブラウンシュガーと白砂糖を併用しています)
■作り方
①にんにくと生姜は包丁の腹で叩いて潰し、長ねぎは1cm幅の斜め切り、豚肉は3cm角に切ります。

②フライパンにサラダ油を熱して豚肉を入れ、強火で表面に焼き色をつけて取り出します。表面を焼きつけて固め、脂を落として焼いた旨味をプラスするとのこと。

③豚肉を煮込み鍋に移して【A】を注ぎ、にんにく、生姜、長ねぎを加えて中火にかけ、煮立ったら玉じゃくしでアクを取り除きます。煮汁の表面に浮いてくる油脂もアクと一緒にすくい取りましょう。


④ざらめ糖(または砂糖)を加えて落としぶたをし、ごく弱火にして1時間ほど煮ます。火を弱めたら最初の3〜5分は様子を見て、まだフツフツしているようならさらに火を弱めて「ごく弱火に調える」ことがポイントとのこと。


⑤たまりじょうゆ(またはしょうゆ)を加えて再び落としぶたをし、ごく弱火でさらに1時間〜1時間30分ほど煮ます。途中で煮汁の味をみて、塩で味をしめます。


⑥絹さやはヘタと筋を取って色よく茹でます。串を刺して肉のかたさを確かめ、スッと通るようなら火を止め、器に盛り、絹さやを添えて完成です。



■計算されたプロの味!

クタクタに煮込まれた豚肉は、つかむだけでほろっと崩れるほど柔らかく、食べる前からこれは絶対美味いと想像がつきます。このツヤツヤの煮汁が染みたビジュアルは、見ているだけでよだれが止まりません。

ひとくち食べてみると、表面のこんがり焼いた香ばしさと、ほろほろに柔らかくジューシーな脂が口の中でとろけて感動的な美味しさ。コクのある甘辛い醤油味のたれが中まで染み染みで、ついつい箸が進んでしまいます。これは正直、お店以上のクオリティに驚きです。

にんにくと生姜の香味、そしてトロトロで柔らかいねぎの甘みが、煮豚の美味しさを一層引き立てています。付け合わせの絹さやのシャキッとした食感のコントラストも、柔らかい煮豚の絶妙なアクセントに。付け合わせとはいえ、この組み合わせこそが計算されたプロの味だと実感しました。
■ごはんやお酒のお供にもぴったり

レシピでは「たまりじょうゆ」と「ザラメ糖」が使われており、たまりじょうゆは濃厚な旨味がありながら、塩分濃度が比較的低いのが特徴で、ザラメ糖は深いコクとまろやかな風味を与えてくれます。

今回は普通の醤油と白砂糖とブラウンシュガーを合わせて代用しましたが、十分コクが出て美味しく仕上がりました。三温糖やきび砂糖を使うのも、コク出しにおすすめです。

煮込み時間はかかりますが、難しい作業はなくシンプルな工程なので、片手間でも作りやすいレシピでした。火加減さえ注意していれば、焦げ付きや吹きこぼれなどの心配もないので、他の家事や作業をしながらでも失敗なく作れるのが嬉しいポイントです。

甘辛くコク深い味わいは、ごはんやお酒のお供にもぴったり。まるでお店のような本格煮豚が誰でも簡単に作れるので、我が家のリピート確定メニューに仲間入りです。一度食べたらハマること間違いなしの一品なので、ぜひみなさんもお試しくださいね。
■クリエイター紹介
レシピ・画像提供:yurika
フードコーディネーターとして活動中。料理系メディア制作会社での経験を活かし、レシピ開発・フード撮影・動画制作・記事執筆まで幅広く手がけています。“ラクして映える”簡単レシピが得意です。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:メンズレシピ編集部>