「え、ゴーヤの苦さって“重さ”で決まるの――!?」知らなきゃ損《プロの野菜見極め術》

爽やかな苦味が食欲をそそる夏の定番野菜、ゴーヤ。

実は、ゴーヤは鮮度だけでなく、「苦味の強さ」によって食感や風味が変わるため、好みに合わせて選ぶことでより美味しく味わえるんです。

今回は、ゴーヤの鮮度を見分けるポイントと、苦味の好みに合わせた選び方のコツをご紹介します!

「え、ゴーヤの苦さって“重さ”で決まるの――!?」知らなきゃ損《プロの野菜見極め術》

※本記事は食の専門家監修によるものです。

■選び方①表面の色

新鮮で美味しいゴーヤの選び方のコツ

最初にチェックしたいのが、表面の「色」。

濃い緑色のもの(写真左)は若い状態で収穫されており、苦味が強め。ゴーヤ本来の苦みを楽しみたい方におすすめです。

薄い緑色のもの(写真右)は、成熟が進んで苦味がややマイルド。苦味が苦手な方は、こちらが食べやすいでしょう。

いずれの場合も、色ムラがなくツヤのあるものが新鮮です。

■選び方②イボの大きさ

新鮮で美味しいゴーヤの選び方のコツ

次に、表面のでこぼこした「イボ」に注目しましょう。

イボが小さく密集しているものは若いゴーヤで、苦味が強め。

新鮮で美味しいゴーヤの選び方のコツ

逆に、イボが大きいものは成熟が進んでおり、苦味が控えめでほんのり甘みを感じることも。

これは成熟とともにイボが成長し、同時に苦味成分が薄まるためです。

■選び方③重さとハリ

新鮮で美味しいゴーヤの選び方のコツ

最後に、手に取って「重さ」と「ハリ」を確認します。

新鮮なゴーヤは水分をたっぷり含んでいるため、ずっしりと重みがあります。

また、イボがしっかりと固くハリがあるものは、実が詰まってシャキシャキとした歯ごたえが期待できますよ。見た目より軽いものや、イボがしんなりしているものは、鮮度が落ちている可能性が高いため避けましょう。

栄養豊富で、夏バテ対策にもぴったりのゴーヤ。自分好みのゴーヤを見つけて、旬ならではの美味しさを楽しみましょう!

※情報は掲載時点のものです。
<編:メンズレシピ編集部>

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