全国各地の絶品グルメを探し続けていると、「これは…!」と思わずうなってしまう逸品に出会うことがある。
今回は、自宅で簡単に再現できる最高のレシピを発見したので、お届けする。
(画像はゆきんこ公式インスタグラムより)
■このレシピすんげぇぇぇ!!山形名物「雪割納豆」トーストがすごい
山形名物「雪割納豆」をご存知だろうか?
名前からしてなんだか風流だが、実はこれ、通常の納豆とは一線を画す発酵食品である。
塩辛くてしょっぱく、しかも米麹で発酵させているという、まるで“納豆のようで納豆じゃない”一品なのだ。
山形県産の大豆、お米、納豆菌を使用した「オール山形」。
山形産まれ、山形育ち!パッケージデザインも誕生から変わらない究極の納豆。
(画像はゆきんこ公式サイトより)
「雪割納豆」は、納豆菌による1次発酵のほかに、米こうじ添加後の長期間の2次発酵をすることにより、うま味成分が濃縮され、深いコクと旨みを合わせもつ「味が濃い」納豆が出来上がる。
すでに調理された味付納豆であるため、醤油等をかけずにそのまま少量ずつご飯のうえにのせるもよし、大根おろしやねぎといった薬味でさっぱりといただくもよし。
保存食として生まれた「雪割納豆」は、いたみにくく、大豆のたんぱく質、米こうじの酵素作用によるアミノ酸、ビタミン類、ブドウ糖等を豊富に含むため、スポーツやアウトドアなどに持参するおにぎりの具材にもぴったりとなっている。
この「雪割納豆」を販売する「ゆきんこ」さんが、公式で発表している神レシピがこちら。
食パンに、雪割納豆を大きいスプーン1ほど乗せ、オリーブオイルとバターを適量。
スライスしたチーズを載せて、こんがりとトーストしたら、仕上げにブラックペッパーをふりかけるというもの。
これが、半端なく絶品。
塩辛さを生かした絶妙なバランスに仕上がっており、このレシピすんげぇぇぇ!!と唸ってしまうことうけあいなのである。
■「激烈に美味い」「なんでこんなに美味しいんだろうね」知る人ぞ知る名物納豆
雪割納豆の由来は、山形県置賜地方の農家に保存食として伝わる『五斗納豆』に遡る。4、5月の農繁期に食される大事な栄養源として、正月になるとホーロクで豆を割って皮を飛ばし煮込んだ後、藁に詰め、こたつの暖で発酵させ、引割納豆を作った。これにさらに米こうじ・塩を適量混ぜ合わせ瓶に押し、春まで発酵熟成させたのが『五斗納豆』であり、「雪割納豆」の原型とされている。
「雪割」という名前は、長い冬ごもりから解放され、一冬降り積もった固い圧雪を雪割り作業する雪国ならではの早春の風景、その活気と喜びにあやかり、置賜地方の特産品として大成できるようにと1956年(昭和31年)に名付けられた。
SNSなどでは、「激烈に美味い」「雪割納豆ってなんでこんなに美味しいんだろうね」「納豆のような味噌のような塩辛のような…。なんだけどやっぱり納豆で、塩気、辛味、甘味のバランスが絶妙」などの声があがり、知る人ぞ知る名物となっている。
納豆ライフにマンネリを感じたら、男は黙って…味が濃すぎる納豆っっ!!なのではないだろうか。
※情報は掲載時点のものです
<編集:メンズレシピ編集部>