栄養豊富で、食卓に彩りを添えてくれるほうれん草。
洗いにくい根元は捨ててしまいがちですが、実は根元は甘みが強く、栄養も詰まった大事な部分なんです。
今回は、ほうれん草を無駄なく美味しく食べる下処理方法をご紹介します!
■実は根元が一番甘い♪栄養たっぷりで捨てたら損!
ほうれん草は根元に近づくほど甘みが強くなるため、実は根元が一番美味しい部分ともいえる場所。
栄養価も高い野菜ですが、特に根元にはミネラルやポリフェノールが葉の部分よりも豊富に含まれているんです。
これを切り落として捨ててしまうのは、とてももったいないですね!
■ほうれん草の下処理①根元に切り込みを入れてよく洗う
根元まで美味しく食べるのに欠かせない作業が、「根元に切り込みを入れる」こと。
黒っぽい先端を少し切り落とし、1〜2cmほど十字の切り込みを入れます。
このひと手間によって根元の汚れが落としやすくなり、火の通りも圴一になりますよ。
水を張ったボウルに根元を下にして入れ、1〜2分ほどつけておきます。
茎を広げながら、指でやさしくこするようにして洗いましょう。
葉もふり洗いして、全体の汚れを落とします。
汚れた水を取り替えながら、きれいになるまで2〜3回ほど繰り返しましょう。
■ほうれん草の下処理②たっぷりのお湯でさっと茹でる
大きめの鍋やフライパンに湯を沸かし、水1Lに対して塩小さじ1程度入れます。
沸騰したら、先に根元を入れて30秒茹で、葉の部分を加えてさらに20〜30秒茹でます。
茹ですぎると食感が悪くなるので注意してください。
■ほうれん草の下処理③冷水にとり、水気を絞って切り分ける
ボウルに張った冷水に浸して、よく冷やします。
アクが抜けるほか、火が通りすぎを防いで食感よく鮮やかな色を保てますよ。
栄養が逃げないよう、短時間で行いましょう。
最後に水気をしっかりと絞り、料理に合わせて使いやすい長さに切り分けます。
下処理のちょっとしたコツを押さえれば、ほうれん草は根元まで美味しくいただけます。
豊富な栄養も美味しさも、丸ごと味わってみてください!
※情報は掲載時点のものです。
<編:メンズレシピ編集部>