秋の味覚の代表格とも言える「柿」。
熟し加減でいろいろな食感を楽しめますが、「熟しすぎちゃった……」「なかなか食べごろにならない……」 なんて経験、ありませんか?
そんなモヤモヤも、ちょっとした保存方法の工夫で解決することができるんです。
今回は、柿を好みの固さで楽しめる保存方法の裏ワザをご紹介します!
保存のカギは柿の「ヘタ」にある!
柿の熟し加減と密接に関わるのが、「ヘタの乾燥」。
柿はヘタで呼吸をしながら熟していく果物で、呼吸量が大きいほど乾燥しやすく、傷みが早くなります。
このヘタの乾燥具合をコントロールすることで、好みの食感に調整できますよ!
【シャキシャキ派】冷蔵必須!ヘタは湿らせて下向きに
歯ごたえの良いシャキシャキとした食感を楽しみたい方は、冷蔵保存が必須。
まず、水で湿らせたペーパータオルを折りたたんでヘタにかぶせます。
さらに、ラップまたはポリ袋に包んで、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
その際、ヘタを「下向き」にするのがポイント。
このようにヘタの呼吸量をセーブすることで、1週間〜10日程度シャキシャキ感を保つことができますよ。
【とろ〜り派】常温で追熟!ヘタはそのまま上向きに
とろけるようなやわらかい食感を楽しみたい方は、常温保存で追熟させましょう。
ヘタを上に向け、実の水分が蒸発しないようポリ袋に入れて、風通しの良い場所で保存します。
さらに追熟を早めたい場合は、りんごと一緒にポリ袋に入れておくと、りんごから出るエチレンガスの働きにより追熟を促進してくれますよ。
好みの固さで柿を楽しもう
ちょっとした工夫で、食べごろを調整できる柿。
シャキシャキ派もとろ〜り派も、お好みの食感で旬の柿を楽しみましょう!
※情報は掲載時点のものです。
<編:メンズレシピ編集部>